1991 2009-11-03
日本人は"たたえる"という意味の「賞」作り、その設定の仕方がヘタで、「賞」というとなんらかの「政治」に裏打ちされた"ごほうび"というニュアンスばかりが目立ってしまう。なにゆえ、そんなことを考えたかといえば〜これは結果論でしかないが〜あのとき(87年のクリスマス・イブ)、BOφWYが解散していなければ、おそらくほぼ間違いなく、BOφWYは既存の「賞」をもらう対象になったであろうから、たとえ賞をもらうことを拒否したとしても、既存の土俵の東か西かの分別を余儀なくされたであろう。01年、解散から13年以上を経たBOφWYが依然として高い評価を受け、セールスを記録したことについては、BOφWYという音楽的発明品の質の高さはもとより"既存の土俵に組み込まれない"という姿勢決めが音楽ファンに伝わっての評価も幾ばくかはあったのではないかという気がするのだ。そうなると、今回のボックス・セットを聴いた"僕自身の意味"とは少しばかり異なってくる。つまりBOφWYに端を発する既存の土俵(システム)に対する疑問符と再編である。演歌からR&Bまでバラバラに存在する現在の音楽シーンになにがしかの"価値の屋台骨"を見つけて作ることを、早急の課題として"BOφWYの楽曲群"が僕に告げてくるのである。おそらく4人は「そんなの関係ねーよ」と言うだろうが、"逃走して逃げ切った"彼らの作品に未だ発掘されざる何かを感じている僕の、それは"これからの姿勢決め"なのだ。
伝説のバンド。。。 2004-06-09
いいですっ!!
今まで出したアルバムがセットになってて、いいです。
幻の「たった一度のラヴ・ソング」も収録されています。。。
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2010/8/6に作成しました。