???87年発表、BOOWYのラストアルバムにして、彼らの最高傑作である。ジャケットやブックレットの写真のイメージどおり、ヨーロッパ的な退廃をにおわすような、重く洗練された印象を残している。
???基本路線であるニューウェーブ的アレンジのメロディアスなビートポップもあるが、ベルリン時代のデヴィッド・ボウイを思わせるなどにある、グループとしての成熟を感じさせる雰囲気が特にすばらしい。音が良いことも大きい。広くたくさんの人に聴いてほしい作品だ。(麻路 稔)
最高最強のアルバム 2009-09-24
最高(前作)を突き抜けた未知の場所へ行くのは決して容易ではないし,誰でも行けるものではない.が,よくぞ行ってくれた!これまでのどのアルバムよりもシリアスでクールな楽曲,詩,音,ビジュアルそしてライブ.このアルバムがあったからこそ伝説になった,最高を突き抜けた異次元アルバム.
戦慄をおぼえました。 2009-03-23
1987年に発表された通算6作目にして最後の作品です。
制作にあたり解散することは決まっていたそうです。
ゆえに退廃的であるとの評価が多いようですが
たしかに、これ以上はない、何か終わりを感じさせるものがあります。
彼らが表現者としても成功していたということなのかもしれませんね。
楽曲的にも音的にも最も優れているのではないでしょうか。
これまでにないほどの繊細さは戦慄をおぼえるほどでした。
とくにラストの3曲がいいです。
「FANTASTIC STORY」のギターソロは、いつ聴いてもゾクゾクと鳥肌が立ちます。
BOOWYが最後に志向した、かっこいいスタイルとサウンドが確立されていると思います。
いいアルバムですよ。個人的にはBOOWYではこれが一番好きですね。
確かに質のいいアルバムですが 2009-03-03
当時はそれ程ボウイに魅力を感じてはいなかったのですが、質の高さからこのアルバムをきっかけにボウイが好きになっていきました。特にマリオネットがきにいり、このアルバムでは一番ボウイぽいイメージの曲ですが、それ以外は洗練された曲が多いですが、ボウイぽさが少ないイメージがあります。他のバンドでもこういった質は高いがイメージでないアルバムは多々存在しますがボウイの場合、前作でチャート1位をとり、前々作で武道館ライブとメンバーにやりきった感があったのでイマイチ、フィリーングに欠けているのではと思います。インタビューでも氷室さんがいっていましたが人気全盛時といわれているときに解散したのはよかったといってましたが、私個人としてもこれ以上続けてもと思います。恐らくメンバーの美学的な部分でしょうがこれ以上続けてもカッコ悪くなるのではと思ったのだと思います
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2010/8/6に作成しました。